【2019.09.22】僕がアムリトサルを心から好きになった日。また一歩成長した日。

この日は朝からどうしても外に出る気にならずにいました。

つい先日までの仲間との８人旅やそれまでの旅と比べて、インドはこの旅初めてのひとり旅。

昨日一日中散歩してみて、街の景色は面白くて見応えもあったけど、全然誰とも話せなかったのが響いてました。

ずっとホテルの中でごろごろしていたいな〜とか、なんでひとり旅にしたのかな〜とか、ひとり旅で新しく出会わなくたって今の友だちと旅できるよな〜とか、頭の中が安全思考に満ち溢れていました。

チェックアウトギリギリの時間まで部屋にいてから、とりあえず次のホテルにチェックイン。

そのまま寝ても良いかな〜とも思っていたんですが、重い腰をあげて外出することにしました。

これが良かった。この時重い腰を上げた自分を褒めてあげたいです。

昨日と同じ黄金寺院付近の道を歩き、適当な店でご飯を食べたあと、黄金寺院地下にあるミュージアムへ行きました。

ここで運命の出会いが。

適当に椅子に座ると、その周りにはたくさんの子どもたちが僕の方をじっと見つめてるではないですか。

子ども好きの僕からしたら嬉しい機会で、横の椅子においでと合図すると、我先にと駆け寄ってきてくれました。

とはいえ僕も子どもたちもお互いの言語は分かりません。

ボディランゲージと雰囲気で頑張って会話します。

正直なところ何言ってるか最後まで全然分かりませんでしたが、子どもたちは最後までずっと話してくれて、笑ってくれていました。

この時間は本当に楽しかったな〜

最後にみんなで写真を撮ってから、子どもたちとはお別れ。

ひとときの良い思い出ができました。

でも、これだけで終わらなかったんです。

子どもたちと別れてから向かったのが、インドとパキスタンの国境のひとつ、ワガボーダーで行われるフラッグセレモニー。

毎日夕方になると両国の兵士が国境に掲げている国旗を下ろすんですが、そのセレモニーの迫力がすごい。

これでもかとのインド人の熱狂ぶりに、久しぶりに興奮しました。

アムリトサル市内から国境まではオートリキシャで向かうんですが、リキシャ内で一人のインド人のおじさんに出会いました。

インド南部から働きに来ていて、この日は休日だからということで、彼も初めてのワガボーダー観光だそうです。

そして彼が本当にやさしかった。

道中からセレモニーまでずっと一緒にまわって、インドのことを色々教えてもらいました。

あまり多くを話さない方で、まだインド二日目の僕からしたらある意味新鮮な感じでした。

この手前に写ってるおじさん。
 

僕に値段を吹っかけてくる物売りの間に入って交渉してくれたり、帰りにポップコーンくれたり。

本当に感謝しかないと同時に、日本で僕は外国人旅行者に向けて同じことができるかな、、と考えさせられました。

それだけ学びある出会いでもあったのです。

セレモニーが終わって市内に戻り、おじさんともお別れ。

すっかりアムリトサルも夜です。

SNSも交換できたので、いつかインド南部に行く時はまた会えたらいいな。