大学院生から始める、アフリカ挑戦ひとり旅。

大学院生から始める休学ひとり旅。

~海外旅行×国際協力×休学~

【2019.10.04-08】点滴3リットル...ベッドは3人で1台...インドで人生最大の腹痛と闘った壮絶な一部始終。

まずはじめに。

インドで必ずお腹を壊すという噂は本当でした。

 

そして。

10/4~8までまとめていますが、さぼりたくて記事をまとめたわけではありません。笑

何もできずに5日間が経ってしまったのです。

 

順を追って振り返っていきます。

 少々汚い言葉も入るのでお気を付けください。

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壮絶な戦いの火ぶたが切って落とされたのは、4日未明(3日深夜)。

 

普段なら冷房が効いているドミトリー部屋が、この日はたまたま効いておらず、0時半ごろふと目が覚めます。

暑いなと思ったのと同時にやってきたのが、本当に突然のめまいと吐き気です。

たまらず部屋を飛び出しロビーに出ると、他の宿泊客の方がまだいらっしゃったので、水を頂き床でもお構いなしに横になります。

 

意識が飛びそうになりながらも30分ほどが経過し、体も徐々に落ち着いてきました。

みなさんそろそろ寝られるということだったので、僕も部屋に戻ります。

戻ると冷房が効いていたので部屋も快適。

これでやっと寝れる。。。

 

 

と思ったのも束の間。

 

 

ここから3時間以上トイレにこもります。

嘔吐と下痢が止まらず止まらず、胃の中が全て無くなっても全然収まる気配がありません。

飲み会でも吐くことはほぼ無いのに、この日は本当に止まりませんでした。笑

 

そうこうしているうちにうっすらと外も明るくなり、時刻は午前4時半。

このままだともう駄目だと思い、すがる思いでスタッフの方に助けを求めます。

早朝から本当にすみませんでした。。。

 

日本人宿に宿泊していたので、日本人スタッフの方が水やタクシーの手配をしてくださり、インド人スタッフも含めた3人で病院に向かいます。

海外旅行保険も使えるし本来ならもっと大きな病院に、、、

と考えることもできず、インド人スタッフが指定してくれた病院へ。

 

 

 

着いて早々、点滴の準備が始まりました。

みなさん特に驚く様子もなく、たぶん日常茶飯事なんですかね。笑

 

ただここでも問題が。

点滴の針を刺すわけですが、刺しては抜いて、別の箇所に刺しては抜いてを繰り返されてるような、、、

 

最初は全く考える余裕もなかったんですが、徐々に「これは俺で練習されてるぞ」と気づき、必死の思いで早くしてくれと頼みます。

すると今までの看護師さんからお医者さんに代わり、一発で決めてくれました。

こっちはもう大変なんだから最初からそうしてくれ、、、笑

 

あとはひたすら点滴を打ち続けるわけですが、この病院、相当数の患者さんがいらっしゃって、とてもじゃないですが一人一台のベッドでは足りません。

僕が指定されたベッドにも既に一人が寝てもう一人が座っている状態。

なんとかスペースを見つけて横になり、眠りにつくのでした。

 

3Lも点滴を打つとなるとさすがに時間も長くかかり、気づけば夕方です。

腹痛はやっと収まり、多少の熱やだるさは感じるもののだいぶ良くなりました。

帰り際に薬を処方してもらって、宿に戻ります。

宿に戻った時点でほぼ丸一日が経過していたわけですが、体調万全でないうえに疲れが溜まりに溜まっていたのでシャワー浴びてすぐ就寝。

 

 

 

翌日以降は腹痛は無いもののお腹の調子は治らずといった状態がずっと続きました。

インドで何かを食べるということが怖くなってしまい、クッキーとバナナしか食べない生活で乗り切る決意をしたわけですが、それだと体力が全然戻りません。

おまけに路上は相変わらずのにぎやかさ。

もう外にはしばらく出られないな~と思いつつ過ごす日々でした。

 

結局お腹の調子は日本に帰ってもすぐには治らず、二週間ほど下痢が続きました。

インドの病原菌恐るべし。

 

今まで海外で体調を崩した経験がほぼ無かったので今回も大丈夫だろうと思っていたのですが、インドは別格でした。

もしものための薬やポカリ、あと病院を事前に調べておくことも必要だなとひしひしと感じました。

 

そして日本人宿で何もかも丁寧に助けてくださったスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。

いざというときに日本人がいるといないとでは、安心感もこんなに違うのだなと身に染みて感じました。

 

これを読んだみなさんも、海外での体調管理にはどうかくれぐれもお気を付けください。。。