海外への興味はきっと単純で、「見たい知りたい」から始まると思うんです。〈僕がアフリカ縦断を決めた理由①〉
僕がアフリカ縦断を決意するまでの5ヶ月間、考えていたことや悩み続けていたことを少しずつ書いていきたいと思います。
今回は、海外の魅力にひたすら引き込まれていった時の話です。
初めての海外への興味は高校生のとき
高校3年生、大学のパンフレットを見たときでした。
スイス実習の紹介がされていて、今まで海外について考えたこともなかった僕は、
「あ、スイス行きたい」
と唐突に思ったのです。
こうやって僕の初めての海外への意識は、「見たい知りたい」という単純な興味から始まりました。
(大学のパンフレットに載ってたスイスの氷河)
それでも興味というものはどうやら強力で、この「スイス行きたいから」という理由も志望校の最終決定の理由のひとつになってしまいました。
きっかけはどこにでもあるけど、拾えるのはふとしたときなんですね。
日本語の通じない環境の楽しさ
月日が流れて大学3年生、いよいよ初めての海外です。
大学1~2年生の時に僕はなぜ海外に行かなかったのでしょうか、、、
正直、海外に行くことなんて全く考えていませんでした。
サークルに熱中していてたぶん興味が薄れていたんでしょう。
海外に行きたいではなくて、スイスでの授業に行きたかっただけなのかもしれません。
とにかく、海外に行くことなんて、今回の授業でまたしばらくないだろうな〜と思っていました。
それがです。
やっぱり行かないと分からないものですね。
スイスの授業前に、ドイツで数日遊ぶ予定だったので、結局初めての国はドイツだったんですが、着陸前の飛行機から見た景色は今でも忘れられません。
(飛行機から撮った写真は無かったので、初めての海外空港のフランクフルト空港)
空港にはもう日本語など一言も無く、周りは今まで外国人と思っていた人たちが溢れかえっていて。
僕たちが外国人ですからね。
街に出ても全然聞き取れない英語やドイツ語。
何もかもが新鮮とはまさにこのことでした。
初日にして海外の楽しさの味をしめたのですが、同時に、海外だからこその恐怖に巻き込まれることにもなるのです。
初海外でまさかのテロに、、、
ドイツのフランクフルトで一日観光したあと、ミュンヘンに移動しました。
そこで、、、
これもまた初めての海外で忘れられない思い出なんですが、まさかのテロに巻き込まれてしまったんです。
詳しくは今度書きますが、まあ怖かった。
3時間走り回って、やっとホテルに着いた瞬間、一気に肩が重くなりました。
こんな経験を初めての海外でする人なんて、まずいないでしょう。
(このビアホールで飲んでるときに、すぐ近くで事件が起きました)
前日あれだけ興奮していた自分はどこへ言ったのか、スイスなんか行かず、今すぐ帰りたいと思いました。
あれは怖すぎたな、、、
それでも尽きなかった海外への興味
自分でも不思議ですが、今まで行った海外で一番好きな都市はミュンヘンなんです。
あれだけ怖い思いをしたのに。笑
(旧市役所から見たミュンヘン)
むしろ、初めての海外をきっかけに、もっと見てみたい、知らない世界を知りたい、と貪欲に思い始めたのです。
そこから2年間は、とにかく見て、見て、見まくりました。
大学の学期中はアルバイトして、貯まったお金で夏休みと春休みに海外へ、
という生活です。
具体的には、
大学3年生夏:ドイツ、スイス、イギリス
大学3年生春:オーストラリア
大学4年生夏:ノルウェー
大学4年生春:タイ
といったところです。
これに加えて研究でニュージーランドとアメリカにも行ったので、合計12ヶ国ですね。
このままいけば、あと一回ずつ残っている夏休みと春休みで、まだ行ったことのない国へ旅行して、無事社会人へ。
となるはずだったんですが、、、
あと2回じゃ全然足りない!
と思ってしまったんです。
まだ知らない世界があふれているのに、僕は毎日が家と研究室の往復(もちろん研究も大切だとは思っています)。
そう考えると、僕の世界がなんだかとても小さく思えてきました。
社会に出る前に、何かいい方法はないだろうか、、、
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