大学院生から始める、アフリカ挑戦ひとり旅。

大学院生から始める休学ひとり旅。

~海外旅行×国際協力×休学~

WaterAid Speakerになりました!水問題を"伝える"経験から見えたこと。

こんにちは!

突然ですがみなさん、WaterAid(ウォーターエイド)という言葉を聞いたことはありますか?

 

ウォーターエイドは、「すべての人々が清潔な水と衛生を利用できる世界」をビジョンに掲げて活動する水・衛生専門の国際NGOです。

WaterAid HPより https://www.wateraid.org/jp/

 

とあるように、水と衛生の面から世界を支える団体です。

 

イギリス発祥の国際NGOで、会長はなんとあのイギリスのウェールズが務められています。

 

日本ではまだ馴染みがあまりないかもしれませんが、設立は1981年で40年近くの歴史を持っています。

日本事務所であるウォーターエイドジャパンは2013年に設立されたため、これからの活動に期待されています。

 

【ウォーターエイドジャパン】

HP:https://www.wateraid.org/jp/

Twitter:@WaterAidJapan

Facebookhttps://www.facebook.com/WaterAidJapan/

 

ウォーターエイドスピーカー講習会って?

 

そんなウォーターエイドジャパンが開催する、スピーカー講習会に昨日参加してきました!

 

 

スピーカー講習会を受講することで、ウォーターエイドスピーカークラブのメンバーになれるのですが、このウォーターエイドスピーカークラブは、

 

世界の水・トイレ・衛生の問題やウォーターエイドの活動をより多くの人に知ってもらうための活動

WaterAid HPより https://www.wateraid.org/jp/

 

を行っているボランティア団体です。

 

 

今回は4~5月あたりにHPなどで講習会参加の募集が始まり(定員に達し次第締切)、7月末に1日がかり(10~17時)で講習会が実施されました。

 

参加資格は高校生以上で、今回は僕のほかに、高校生から50~60歳代の方まで、幅広くの方々が参加されていました。

 

 

スピーカークラブのメンバーになった後の活動は、

 

学校での出前授業、世界トイレの日(11月19日)や世界水の日(3月22日)に合わせたイベントでの授業、グローバルフェスタなどのイベントでの出展、スピーカー講習会の開催、その他メンバー同士の交流やステップアップ研修など

WaterAid HPより https://www.wateraid.org/jp/

 

と多岐にわたって「伝える」という活動に携わることができます。

 

僕自身、誰かの”きっかけ”になることを目標としているので、水×国際協力をフィールドとするWaterAidでこうやって「伝える」という活動に携われることに、とても魅力を感じていました。

 

実際に参加してみての感想

 

先ほども書きましたが、当日の参加者は20名弱で、高校生から50~60歳代の方々まで、幅広い年代の方々が参加されていました。

 

具体的な講習会内容は参加されてのお楽しみですが、”ただ聞く”だけではなく”自分たちで考える”機会が充実していて、勉強になることだらけでした。

 

 

実際に参加してみた感想を少しまとめます。

 

同じモチベーションを持った人が集まる居心地の良さ

まず初めに感じたことは、居心地の良さです。

 

もちろん、場の雰囲気が終始和やかだったことは言うまでもありません。

お互いを尊重しあう、とても素敵な空間でした。

 

 

ただそのほかに、同じモチベーションを持った人たちが集まっているということに、とても居心地の良さを感じました。

 

 

「国際協力に興味がある」

「水に関わる仕事をしている/する予定だ」

「世界の水問題を多くの人に伝えたい」

 

 

どの話題にしても共感できることばかりでした。

 

そして、そして他の参加者の方々の今までの活動は、同じモチベーションでということもあり、今後の自分の活動のために参考になるものばかりでした。

 

 

普段身のまわりに、この話題について話せるような人があまりいないこともあって(これもみんな共感してくれました笑)、一斉に集うとここまで話が弾むんだなと嬉しく思いました。

 

「伝える」ことの大切さと難しさ

 

「伝える」ことは簡単ですが、「誰に」「何を」「どうやって」伝えるかを考えると、やはり簡単にはいきません。

 

 

対象は小学生なのか、高齢者の方々か、それとも同世代の学生か。

 

内容はどれだけ水について掘り下げて良いのか。学問的な知識はどこまで必要か。

 

講義として一方的なものが良いのか。それとも一緒に考える方法が良いのか。

 

 

同じ「伝える」でもその中身は多様であいまいな点も多くあります。

その点、スピーカークラブは活動目的が明確で、達成のための教材や授業進行もわかりやすかったです。

 

 

「正解はない」

 

 

という言葉が印象に残っています。

 

水問題に意識を向けてもらうこと、少しでも考えてもらうことを目的としているため、何か結論を作る必要はないのがまた魅力の一つなのかとも思います。

 

 

僕自身、帰国後はスピーカークラブ以外でも自分の経験について「伝える」という活動を頑張っていきたい訳ですが、その際は「誰に」「何を」「どうやって」伝えるか、工夫していきたいです。

 

スピーカー認定証 

 

丸一日がかりの講習会を終えると、ウォーターエイドスピーカーとして認定されます。

 

これがそのスピーカー認定証

 

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カードはプラスチック製でしっかりしてます。笑

 

 

僕は秋から海外に行ってしまうので、実際にこの活動に携われるのは来年度からになります。

 

海外で学んだことも含めて、より多くの人々に水問題を知ってもらえるように、水問題を考えてもらえるように、頑張っていきたいと思います。

 

 

今後もスピーカー講習会は実施されると思うので、興味がある方はぜひ一緒に活動しましょう!!!