アルプスの山を猛スピードで登っていきます!<スイス旅行記⑤>
今までの海外旅行をのんびり振り返っています!
前回の記事はこちら↓
今までの人生で一番きつかった山登りを、この日体験することになります。。。
アルプス3日目
おなじみSamedanから、バスでPunt Muragl, Talstationというバス停に向かいます。
その後、これまたいつも通りある程度の標高までは運んでもらうわけですが、この日は初めてのケーブルカー!
線路が一直線なので、遠近法でめちゃくちゃきれいに写ります。
これだけの標高差を徒歩で登るとしたら、それだけで1日かかってしまいそうです。
現代の技術に感謝。
ケーブルカーの駅は尾根部にあります。
ムオタス・ムライユ(Muottas Muragl)です!
展望台にもなっていて宿泊施設もある?みたいなので、多くの観光客が訪れるそうですよ。
ここから尾根に沿って歩いていきます。
馬や、、、
牛が、、、
のんびり生活しています。
これだけの高地で生活していたら、空気もきれいだし絶対健康な体になりそうですね。
平和だ~
尾根に沿って歩きながら、少しずつ標高を上げていきます。
というか尾根を歩いていたら自然に標高が上がってきました。
そんな時に目の前にちょっとした湖が現れました。
レイ・ムラグル(Lej Muragl)です!
どうやってできたんだろう、、、
水深は全然深くなさそうなのに、色も真っ青です。
湖の後ろに見える植物が生えていない地域には永久凍土も存在しています。
まずこの湖を見るために歩いてきたので、ここから引き返していくんですが、今度は尾根ではなく谷底に沿って進みます。
こんな感じで辺りには岩が散らばっています。
ここで!
谷底を歩いていた途中、突然進路が変わります。
目の前には先ほどの尾根とは反対側の山が。
そして登山道らしきジグザグに作られた道が。
そうです、地獄の登山の開始です。
実際のところ、傾斜が急すぎるとかそういう問題ではないんです。
ゆっくり時間をかければ、景色も楽しみながら登れたんです。
なのにまさかのタイムアタック。
それに基準となる人のペースが早すぎるったらもう、、、
途中から膝に手をついて下しか向けないくらい、息がしんどくなりました。笑
ほとんどの仲間が途中であきらめていく中、なんとか残り3人になるまでは耐えて、その3人だけはペースメーカーの人より早くゴール!
頂上にあるセガンティーニヒュッテ(Segantinihutte)という山小屋まで登り切りました。
登山道の入り口が標高2400m、この頂上が2700mくらい。
標高差300m頑張りました!!!
もう一度言いますが、本当にきつかった。笑
最初からのんびり登っていた人たちとは、30分以上はゴールまで時間差があったかな~
先にゴールしたご褒美に、山小屋でアップルパイを買ってもらいました。
リンゴがたっぷりで甘くて、この激しすぎる運動の後には最高でした。
ちなみになんですが、このセガンティーニヒュッテの一部として、こんな建物もあります。
もしかしたら見たことのある方もいるかもしれませんが、トイレです。
それもただのトイレではありません。
Red Bullから、世界で最もワイルドなトイレベスト8に選ばれています。
https://www.redbull.com/jp-ja/8-wildest-toilets-worth-holding-out-for
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登っていた時は知らなかったのですが、写真撮っておいてよかった~
外観はとてもきれいというかスイスそのものなので、眼下に見える町との写真はとても映えますね。
この後は、またしばらく歩いてから最後はロープウェーでふもとまで下りました。
ロープウェーの駅に着いたタイミングでヒョウが降り出したのは予想外でしたが。笑
今回のスイスはほぼ全日晴れていたのですが、唯一思いっきり降られたのがこの時でした。
最後に。
夜ごはんと、
ビール!僕は左側のものをいただきました!
こうやってビール片手に友だちと色々話せるのも、この実習の醍醐味だったりします。
残すは最終日のみ!
空もきれいで似たような写真を何枚も撮っちゃうんです。笑